幸福の科学の信仰の対象は、地球系霊団の最高大霊、主エル・カンターレです。
大川隆法総裁は、主エル・カンターレが地上に下生(げしょう)された存在であり、過去、その意識の一部が、インドで釈尊として、ギリシャでヘルメスとしてお生まれになったことがあります。
この四本柱、四つの原理をマスターして生ききることができれば、あなたがたの未来は、今世においても、来世においても、充分、光り輝いたものになるであろう。
『幸福の法』あとがきより
「人を愛しなさい」という教えです。
世の中には、「愛は人からもらうもの」「誰かが自分を幸福にしてくれるもの」と誤解している人が大勢いて、「もっと自分を愛してほしい」「人々の評価や賞賛がほしい」と思いながら満たされずに苦しんでいます。
しかし、これは、本当の愛ではありません。「奪う愛」であり、執着なのです。
本当の愛は、見返りを求めず人に与えることです。人を愛することです。「自分が何をしてもらえるか」ではなく、「自分が何をしてあげられるか」を考えることです。この「与える愛」こそが、幸福の出発点です。
人を愛したとき、その瞬間に仏から光が注がれ、仏に近づくことができます。それが仏の子である人間にとっての本当の幸福なのです。
仏法真理の知識を学び、仏の心を知るということです。
「知は力なり」と言われる通り、「人間は仏から永遠の生命を与えられた霊的な存在である」「愛とは与えるものである」「苦難・困難は魂を磨く砥石である」といった仏法真理を知るだけでも、悩みや苦しみに対する考え方が変わり、幸福への第一歩を踏み出すことができます。
さらに、知識として学んだ仏法真理を、家庭や職場で実践し、経験を通した「智慧」に変えていくことで、私たちは人生の悩みを解決し、本当の自由を手にすることができるのです。
また、幸福の科学は、「人々を幸福にするものなら、世の中の新しい知識や技術も積極的に取り入れていく」という開かれた宗教であり、読書や勉強によって教養を深めることも奨励されています。
幸福な人生を送るためには、反省が必要です。
私たち人間は、地上に生まれた以上、さまざまな間違いを犯すことを避けられません。しかし、怒りや怨み、嫉みなど、誤った思いを発しやすい心で生きると、同じ傾向性の悪霊に憑依され、不幸な人生を送ることになります。そして、そのままあの世に還れば、自分の傾向性と同通する暗い世界、すなわち地獄に堕ちてしまうのです。
仏法真理を知り、この世で反省できる人は幸いです。仏法真理に照らして、日々、自分の心を点検し、「自分は間違っていた。今後は同じ間違いをするまい」と修正していけば、心が浄化されて人生が好転し、死後、天国に還ることができるのです。
(幸福の科学では、八正道をはじめとする具体的な反省法を教えています)。
発展とは、自分も他の人々も、ともに幸福になっていこうという気持ちです。
私たちは、自分の魂を向上させるという目的だけでなく、「地上にユートピアを建設する」という尊い使命を持って生まれてくるのです。
仏法真理を学び、実践することによって自分が幸福になったら、それを自分一人だけの幸福で終わらせるのではなく、まわりの人々に広げていくことです。
多くの人々と喜びを共有することで、魂の幸福感はいっそう強くなります。家庭へ、職場へ、地域社会へ――仏法真理を伝え、愛の輪を広げ続けるならば、地上は幸福な人々に満ちた世界、ユートピアになるのです。